人生の影響を受けた人事との思いも寄らない再会

偶然ってたまたまあるものなんですね。就職活動中に、新卒の時に、説明会で出逢った人事の方と再会しました。
ちょうど、5年前のことです。人事の方には迷惑な話かもしれないのですが、その企業には、スカウトメールをもらったので、仙台から東京に行く「ついでに」という感じで聞きに行った企業でした。しかし、その選択が結果的に生死を分けた選択になるとは、まさか、その説明会にエントリーした時には思いも寄りもしませんでした。

2011年の3月11日、ちょうど説明会が始まった直後に東日本大震災が発生したのです。渋谷の高層ビルにあったこの会社もとても揺れましたが、幸い怪我もなく、大事には至りませんでした。

当然、説明会は休止、私たちはエレベーターが動かない中、30階から1階の階段を降りました。しかし、震災の混乱で交通機関も麻痺した状況。そんな時、この人事の方は、凄く気を聞かしてくれて、「安全確認ができたら、説明会を再開しますので一時間後に来てください。」と僕たち不安がる就活生にいってくれました。そして、一時間後、説明会は再開され、この会社の方は、説明会をしながら会社を避難所がわりにして、僕たちを守ってくれました。また、説明会終了後も、私みたいな遠方から来た学生たちに対し、周辺の避難所などを丁寧に案内してくれました。

そのような人事のとっさの機転のきいた親切な対応とともに、説明会では、将来、忘れれない軸を教えて頂きました。
「誰のために何をしたいかしっかり考えなさい。」という言葉です。それまで流され就活だった私がある程度軸を決めて就職活動を後々始めるようになったきっかけは、正直、この説明会を参加した後からなのでした。
残念ながら、新卒の時、この企業はご縁がありませんでした。

しかし、それでも、あの時のお礼を送りたいとメールで感謝の思いを伝えました。
するとその人事の方から

「今は大変な時期。だからこそ、可能性というダイヤモンドを磨き、社会に種をまく人間になってください。」
という返事がありました。

そのように、あの時の経験は、自分の人生にとって、忘れられない経験であり、自分もそんな困った時に人を勇気づける人間になりたい、社会に種を負ける人間になりたいという一つの目標になりました。

そして、5年過ぎた今日、再び就職のマッチングイベントで、その方と、再会いたしました。お互いに「あの時の・・・」とびっくりした表情になりましたが、今回も、やっぱりご縁がありませんでした。

まだまだその方に見合う尺度を持った人間にはなっていないと感じるし、苦酸っぱいって、そんな思いのことをいうのかなと感じました。

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